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2011.04.14
マドリエのグルメ日記
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【前回の続き】
得体のしれない不吉な塊が彼の心を始終圧えつけていた。 以前彼を喜ばせたどんな美しい音楽も、どんな美しい詩の一節も辛抱がならなくなった。2.3小節も聴くと、ソワソワと落ち着かなくなる とにかく彼を居堪らずさせるのだ。それで始終彼は部屋をウロウロし続けていた。 目の前は闇である。 とある犯罪者によると、闇の中では、一本の棒さえあれば何里でも走ることができるという。その棒を身体の前へ突き出し突き出しして、畑でもなんでも盲滅法に走るのだそうである。 彼はこの記事を新聞で読んだとき、そぞろに爽快な戦慄を禁じることができなかった。 (もし、闇が尽きなかったら何里走ろうと抜け出すことは出来ない。すべて、徒労である) 楽天的であるハズの彼がこんなに焦っているのには理由があった。 過去の連休の事である。 暇な彼は、何をしようかと思案していたが、ふと、那須へ行こうと思い立った。 彼の屋敷から那須までは一時間半くらいのため、彼はよく那須に行くのだ。 南ヶ丘牧場でアイスを食い、フクダで納豆を買い、那須高原ビールを買って少しドライブをしてから寝る帰って寝る。 というのがいつものパターンだ。 その日は連休初日ということもあり、非常に渋滞していた。 あまりの込みようにビールは断念。渋滞ばかりで眠くて眠くて仕方が無く、ときおりウトウトしながら運転。納豆屋とチーズ工房のみに行き、そのまま岐路に付いた。 二日後、事件は起きた。 朝、愛犬と相撲を取って遊んでいると、普段は鳴らない彼の寂しい携帯が鳴る。 知らない番号である。群馬県ですらない。 (これは・・・勇気の無い女の子が精一杯勇気を出して俺に告白しようとしている電話かもしれない!) 心当たりはまるで無いのだが、あり得ない話でも無いと思い、彼は喜び勇ん、電話に出た。 「ハイ、素敵な私です」 「あ〜。朝早くからすみませんね。こちら、栃木県警のYと申します」 「・・・???」 「なんで電話したか分りますよね?」 「え・・・いや・・・」 「分らない?ホントに?」 「ハ、ハイ・・・」 「あんた、まずかったですねぇ」 「一体何が・・・」 警官から語られた言葉は、彼を焦らせるには十分であった。 彼は一人、絶望した。 【次回予告】 翌日に訪れた警察署で、彼は警察の容赦無い取り調べを受けるのです。 次々に提示されていく証拠に、彼は逃げ場を無くしていきます。 公僕隊の集まる警察署で、孤独を迎える彼。まるで胎内巡りの洞窟にいるような真っ暗な焦燥感に陥った時、隣の取調室から世にも恐ろしい話が聞こえてきたのでした。 次回、 『対警察戦』 見て下さい!
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